“裁断”のいろいろな読み方と例文
旧字:裁斷
読み方割合
さいだん62.5%
さばき12.5%
たちき12.5%
たっ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうこの上は、虎船長の裁断さいだんをまつよりほかに、手段はなかった。このとき船長は、やっと両眼をぱっと開き、一座をずっと見まわすと
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
瞬間、白光が、二人の間を裁断たちきった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうなると、頭をよく働かして、たいへん手早く巧者に裁断たってしまって、早縫いの競争なのだが、母が見廻りにくると、実に丁寧な縫いかたをしている。