“さいだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祭壇63.6%
裁断22.7%
裁斷4.5%
截断4.5%
採暖4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祭壇さいだんから火の立ち登る柱廊下ちゅうろうかの上にそびえた黄金の円屋根まるやねに夕ぐれの光が反映うつって、島の空高く薔薇色と藍緑色とのにじがかかっていました。
あれから、私はおそくまでクラス・メートの家に行って、型紙の裁断さいだんの手つだいをしました。その家を出ると、雨でした。
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
其外双方さうはう付添つきそひの役人共みぎの通り申わたせしにより其むね心得こゝろえよと申渡されける實にや大岡殿の裁斷さいだん明鏡めいきやうに物をうつすが如く後世こうせい才量さいりやうたゝへるもむべなるかな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大岡殿聞ナニ九郎兵衞依怙贔屓と申か能承はれ天下の裁斷さいだんするいさゝかたりとも私しのを以て依怙えこ沙汰さた
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
予は冬籠ふゆごもの困難はむしろ苦とは思わざりしが、諸準備の経費のりには、かなり頭を痛めたり、加うるに観測所の構造、材料運搬の方法、採暖さいだんの装置、食料もしくは被服ひふくの撰択等