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裁断
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さいだん
ふりがな文庫
“
裁断
(
さいだん
)” の例文
旧字:
裁斷
もうこの上は、虎船長の
裁断
(
さいだん
)
をまつよりほかに、手段はなかった。このとき船長は、やっと両眼をぱっと開き、一座をずっと見まわすと
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あれから、私はおそくまでクラス・メートの家に行って、型紙の
裁断
(
さいだん
)
の手つだいをしました。その家を出ると、雨でした。
軍国歌謡集
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
その地位を奪い取ってしまうものですから大いに恐れて、近頃は大分によく
裁断
(
さいだん
)
を下すようになったそうです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
勅使に対しては、当然そうなければならない幕府の
裁断
(
さいだん
)
は裁断として、他にまた、何等かの活路をつけて、御一命だけは、
真際
(
まぎわ
)
にお救いがあるかも知れない——。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
発光
狼煙
(
ろうえん
)
、合図の火だ! 青空が一瞬間に突ん裂かれ、
裁断
(
さいだん
)
された趣きがある。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“裁断”の意味
《名詞》
裁 断 (さいだん)
布を洋服の型紙どおりに裁ち切ること。カッティング。
紙などを重ねて裁ち切ること。截断。
上の立場にある者が、理非・善悪を、決めること。
(出典:Wiktionary)
“裁断”の解説
裁断(さいだん)とは、型に合わせて布・紙・皮革などを切ること。
(出典:Wikipedia)
裁
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“裁断”で始まる語句
裁断橋
裁断鋏