“かみどこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髪床40.0%
理髪床20.0%
理髪店20.0%
祭壇20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは髪床かみどこの鏡よりももっと大きく、天井から床にまで達する大姿見で、幅も二間ほどあり、その欄間らんまにはった重い織物で出来ている幅の狭いカーテンが左右に走っていた。
不思議なる空間断層 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その日かれは理髪床かみどこでふたりの客が話しているのをきいた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
広い通りを隔てた向うの理髪店かみどこから、椅子に掛け、姿見にむかったまま、その鏡の中から、ザッと刈ったばかりの坊主頭をしきりに振り立てるのはわが友庄亮である。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
頼もしき哉、祭壇かみどこ
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)