“りはつてん”の漢字の書き方と例文
語句割合
理髪店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中風でている父親に代って柳吉が切り廻している商売というのが、理髪店りはつてん向きの石鹸せっけん、クリーム、チック、ポマード、美顔水、ふけとりなどの卸問屋おろしどんやであると聞いて、散髪屋へ顔をりに行っても
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
すると、いつかゆめたことのある理髪店りはつてん主人しゅじんよりは、もっと、おそろしいかおつきをして、くろ洋服ようふくた、たかおとこが、ふいに少女しょうじょをむちでなぐりました。
塩を載せた船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれは、そのはなあてにあるいていますと、そのしたに、ちいさな理髪店りはつてんがありました。主人しゅじんというのは、かおつきの四かくひとでして、がみがみと小僧こぞうをしかっていました。
塩を載せた船 (新字新仮名) / 小川未明(著)