“卸問屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おろしどんや50.0%
おろしとんや25.0%
おろしや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前が健康じょうぶになってくれさえすれば、どこからか二千円ばかり算段して来て、下駄の卸問屋おろしどんやをして、自分で卸してまわるのに……と云うておりましたが、それも今は夢になってしまいました。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
卸問屋おろしとんやのほうでげるのですから、こうしてわたしどもは、やはりもうからないのです。」
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)
お百草の卸問屋おろしやといえば、軒並みにある旅人相手の店の一つのようなものかと思って来たところ、見れば、まるで想像ははずれている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)