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紙問屋
ふりがな文庫
“紙問屋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かみどんや
50.0%
かみどいや
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみどんや
(逆引き)
薬研堀
(
やげんぼり
)
の
不動様
(
ふどうさま
)
へ、
心願
(
しんがん
)
があっての
帰
(
かえ
)
りがけ、
黒
(
くろ
)
八
丈
(
じょう
)
の
襟
(
えり
)
のかかったお
納戸茶
(
なんどちゃ
)
の
半合羽
(
はんがっぱ
)
に
奴蛇
(
やっこじゃ
)
の
目
(
め
)
を
宗
(
そう
)
十
郎
(
ろう
)
好
(
ごの
)
みに
差
(
さ
)
して、
中小僧
(
ちゅうこぞう
)
の
市松
(
いちまつ
)
を
供
(
とも
)
につれた、
紙問屋
(
かみどんや
)
橘屋
(
たちばなや
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
徳太郎
(
とくたろう
)
の
眼
(
め
)
は
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
顔
(
かお
)
を
掠
(
かす
)
めて、ひらりと
落
(
お
)
ちた
桔梗
(
ききょう
)
の
花
(
はな
)
のひとひらにさえ、
音
(
おと
)
も
気遣
(
きづか
)
う
心
(
こころ
)
から、
身動
(
みうご
)
きひとつ
出来
(
でき
)
ずにいた、
日本橋通
(
にほんばしとおり
)
油町
(
あぶらちょう
)
の
紙問屋
(
かみどんや
)
橘屋徳兵衛
(
たちばなやとくべえ
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
徳太郎
(
とくたろう
)
と、
浮世絵師
(
うきよえし
)
春信
(
はるのぶ
)
の
彫工
(
ほりこう
)
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
の
眼
(
め
)
は
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
紙問屋(かみどんや)の例文をもっと
(1作品)
見る
かみどいや
(逆引き)
忠兵衛が文化七年に
紙問屋
(
かみどいや
)
山一
(
やまいち
)
の女くみを
娶
(
めと
)
った時、牧は二十一歳になっていた。そこへ十八歳ばかりのくみは来たのである。くみは
富家
(
ふうか
)
の
懐子
(
ふところご
)
で、性質が温和であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
紙問屋(かみどいや)の例文をもっと
(1作品)
見る
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻
検索の候補
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問屋
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古問屋
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邦枝完二
森鴎外