“紙屑問屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみくづくどひや33.3%
かみくづとんや33.3%
かみくづどんや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申以後急度きつとつゝしみ候筈に付私し儀もうれしく存じ五十兩の金子は今以て私しより少しづつ返濟へんさい致し居候然るに先日私し事千住の紙屑問屋かみくづくどひやへ參りし途中とちう吉原どてにて千太郎が朝歸りの體を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
越前守殿見られ馬喰町二丁目武藏屋長兵衞ならびに前名新藤市之丞當時たうじ紙屑屋長八その共儀どもぎ此程うつたへの趣きいま一應其所そこにて申し立よ且又さんぬる十二月中越後高田浪人大橋文右衞門へ尋ねの儀に付紙屑問屋かみくづとんやならびに屑買等一同呼出したるせつ其方江戸内に住居致しをりしや又旅行留守中にてもありたりや其仔細しさいつゝまず申し立よと申さるゝに長八つゝしんで答る樣私し儀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うるがよからんやと思ひしところ爰に淺草田町に利兵衞といふ紙屑問屋かみくづどんやありけるが此利兵衞は元長八の國者にて以前は出入の町人なりしかば至つて懇意こんいなる者ゆゑ長八は利兵衞の方へ行つて右の始末しまつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)