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かみどんや
ふりがな文庫
“かみどんや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紙問屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紙問屋
(逆引き)
薬研堀
(
やげんぼり
)
の
不動様
(
ふどうさま
)
へ、
心願
(
しんがん
)
があっての
帰
(
かえ
)
りがけ、
黒
(
くろ
)
八
丈
(
じょう
)
の
襟
(
えり
)
のかかったお
納戸茶
(
なんどちゃ
)
の
半合羽
(
はんがっぱ
)
に
奴蛇
(
やっこじゃ
)
の
目
(
め
)
を
宗
(
そう
)
十
郎
(
ろう
)
好
(
ごの
)
みに
差
(
さ
)
して、
中小僧
(
ちゅうこぞう
)
の
市松
(
いちまつ
)
を
供
(
とも
)
につれた、
紙問屋
(
かみどんや
)
橘屋
(
たちばなや
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
徳太郎
(
とくたろう
)
の
眼
(
め
)
は
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
顔
(
かお
)
を
掠
(
かす
)
めて、ひらりと
落
(
お
)
ちた
桔梗
(
ききょう
)
の
花
(
はな
)
のひとひらにさえ、
音
(
おと
)
も
気遣
(
きづか
)
う
心
(
こころ
)
から、
身動
(
みうご
)
きひとつ
出来
(
でき
)
ずにいた、
日本橋通
(
にほんばしとおり
)
油町
(
あぶらちょう
)
の
紙問屋
(
かみどんや
)
橘屋徳兵衛
(
たちばなやとくべえ
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
徳太郎
(
とくたろう
)
と、
浮世絵師
(
うきよえし
)
春信
(
はるのぶ
)
の
彫工
(
ほりこう
)
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
の
眼
(
め
)
は
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「
油町
(
あぶらちょう
)
の
紙問屋
(
かみどんや
)
、
橘屋
(
たちばなや
)
の
若旦那
(
わかだんな
)
だ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
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