“薬種問屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくしゅどいや40.0%
やくしゅどんや40.0%
くすりどんや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本所横網町よこあみまち薬種問屋やくしゅどいや、大松屋又蔵の三男の又三郎。これがひどい芝居気ちがい。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
当時とうじ江戸えどでは一ばんだという、その笠森かさもり水茶屋みずぢゃやむすめが、どれほどすぐれた縹緻きりょうにもせよ、浪速なにわ天満天神てんまんてんじんの、はしたもと程近ほどちか薬種問屋やくしゅどんや小西こにし」のむすめまれて、なにひとつ不自由ふじゆうらず
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
……薬種問屋くすりどんやのあの旦那が、ずいぶんお目も高いお方だのに、精いッぱいめておいでたのも無理はないね
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)