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薬種屋
ふりがな文庫
“薬種屋”のいろいろな読み方と例文
旧字:
藥種屋
読み方
割合
やくしゅや
80.0%
きぐすりや
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくしゅや
(逆引き)
その隣りが遠山という
薬種屋
(
やくしゅや
)
、その手前(南方へ)に二八そば(二八、十六文で普通のそば屋)ですが、名代の
十一屋
(
じゅういちや
)
というのがある。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
それでも
内蔵造
(
くらづくり
)
の
家
(
うち
)
が狭い町内に三四軒はあったろう。坂を
上
(
あが
)
ると、右側に見える
近江屋伝兵衛
(
おうみやでんべえ
)
という
薬種屋
(
やくしゅや
)
などはその一つであった。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
薬種屋(やくしゅや)の例文をもっと
(8作品)
見る
きぐすりや
(逆引き)
その人は中の郷の
堺屋重兵衞
(
さかいやじゅうべえ
)
と云う
薬種屋
(
きぐすりや
)
の番頭で、四十二になる
九兵衞
(
くへえ
)
と云う男で、湯に入る
度
(
たび
)
に変な事をするが、女が一通りの奴でないから、
此奴
(
こいつ
)
は
己
(
おれ
)
に岡惚れをしているなと思い
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
源「これ/\大きな声をするな、
是
(
こ
)
れは毒の
気
(
き
)
を取って膏薬を
拵
(
こしら
)
えるんだ、
私
(
わし
)
は前に
薬種屋
(
きぐすりや
)
だと云ったが、
昨日
(
きのう
)
婆
(
ばア
)
さんに会った、隠し事は出来ねえもんだ、これは口止めだよ、少しばかりだが」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
薬種屋(きぐすりや)の例文をもっと
(2作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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