“万戸”の読み方と例文
読み方割合
ばんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、天下に触れを廻して、もし戎呉の将軍の首を取って来る者があれば、千きんの金をあたえ、万戸ばんこむらをあたえ、さらに王の少女を賜わるということになった。
平和はかえった。いちはひらかれ、諸国の商人もどっと入って来て、万戸ばんこの賑わいに
菊五郎門下の「菊葉会きくようかい」に、九条武子さんの作、四季のうちの「秋」に作曲したが、長安一片ちょうあんいっぺんの月、万戸ばんこ衣をつの声……の、あの有名な唐詩の意味をよく作曲しだして、これはまとまった
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)