“劉万戸”の読み方と例文
読み方割合
りゅうまんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楊完の麾下きか劉万戸りゅうまんこという者があったが、手兵を連れて突然趙の家へきた。愛卿は大いに驚いて逃げようとしたが、逃げる隙がなくとうとう捕えられて、万戸の前へ引きだされた。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ありゃあ、劉万戸りゅうまんこという武官の家ですよ、あんな大家だが、男のお子がなくて、お嬢さんが一人あるっきりですよ、秀英さんとおっしゃってね、十八になります、まだお嫁いりなさらないのですよ」
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)