“裁決”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいけつ50.0%
さばき25.0%
とりさば25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし衆議しゅうぎがまちまちになってきまらないばあいに、それを裁決さいけつする人がなければ、連盟の方針ほうしんが立たない」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
明智家の家人けにんになったことには、複雑な内容があり、旧主と光秀とのあいだに生じた葛藤かっとうを、信長のまえにまで持ち出して、裁決さばきを仰いだような、紛争もあったりした。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さもなくば、このおそろしい懷劒くわいけん難儀なんぎ瀬戸際せどぎは行司ぎゃうじにして、としこう智慧ちえちから如何どうともうせぬ女一人をんなひとり面目めんもくいまこゝで裁決とりさばかす、くだされ。さ、はやなんとなとうてくだされ。