“衆議”の読み方と例文
読み方割合
しゅうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし衆議しゅうぎがまちまちになってきまらないばあいに、それを裁決さいけつする人がなければ、連盟の方針ほうしんが立たない」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
とは衆議しゅうぎの一致するところで、会社銀行の使用人になりたがるものが一番多い。中には家があつらえ向きに商家だから、再来年さらいねん卒業するともう直ぐ儲けに取りかかる決心のものもある。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「だまれとどろき、まだ衆議しゅうぎも決せぬうちに、僭越千万せんえつせんばんな」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)