“こうどうきちにち”の漢字の書き方と例文
語句割合
黄道吉日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎年この四月の月の黄道吉日こうどうきちにちを選んで、何等か一つずつ御前試合を催す習慣であったのがそれですが、犬にのぼせ上がっていても、感心にその年中行事だけは忘れないとみえ
悪人勦滅そうめつのその日を黄道吉日こうどうきちにちとして、冤罪むじつ獄舎ひとやから出た花聟と、悲嘆のどん底から救われた花嫁とを、この江漢が、一命にかけても、必ず、めでとう手を握らせてお見せする。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)