“渦動”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かどう83.3%
ヴォーテックス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが無線電信の伝播でんぱに重大な関係を持ち得る事、あるいは塵が空中の渦動かどうによって運搬されるメカニズムやその他色々の問題が残っている。
塵埃と光 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
加うるに椿岳の生涯は江戸の末李より明治の初期に渡って新旧文化の渦動かどうに触れている故、その一代記は最もアイロニカルな時代の文化史的及び社会的側面を語っておる。
これがみな複雑な渦動ヴォーテックスの団塊であって、むつかしい運動を続けながら、だんだんに拡散して行くのである。
雑記(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)