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『塵埃と光』
ふりがな文庫
『
塵埃と光
(
じんあいとひかり
)
』
昔ギリシアの哲学者ルクレチウスは窓からさしこむ日光の中に踊る塵埃を見て、分子説の元祖になったと伝えられている。このような微塵は通例有機質の繊維や鉱物質の土砂の破片から成り立っている。比重は無論空気に比べて著しく大きいが、その体積に対して面積 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 自然科学 > 科学理論 科学哲学
初出
「科学知識」1922(大正11)年5月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
塵埃
(
じんあい
)
環
(
かん
)
伝播
(
でんぱ
)
塵
(
ちり
)
微塵
(
みじん
)
杭
(
くい
)
泛
(
うか
)
浮游
(
ふゆう
)
渦動
(
かどう
)
溷濁
(
こんだく
)
煙草
(
たばこ
)
煤
(
すす
)
碧
(
あお
)
蒼空
(
あおぞら
)
隕石
(
いんせき
)
饑饉
(
ききん
)