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溷濁
ふりがな文庫
“溷濁”の読み方と例文
読み方
割合
こんだく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんだく
(逆引き)
陰鬱
(
いんうつ
)
な事件です、人心が
溷濁
(
こんだく
)
し、血で『一掃する』という文句が到るところに引用され、全生活が
安逸
(
コムフォート
)
を旨とする現代のでき事です。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
何が故に、此の
溷濁
(
こんだく
)
なる社会を憤り、此の
紛擾
(
ふんぜう
)
たる小人島騒動に激し、以て痛切なる声を思想界の一方に放つことを得ざるか。
兆民居士安くにかある
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
明
(
あか
)
るい
光
(
ひかり
)
に
滿
(
み
)
ちた
田圃
(
たんぼ
)
を
其
(
そ
)
の
惑亂
(
わくらん
)
し
溷濁
(
こんだく
)
した
心
(
こゝろ
)
を
懷
(
いだ
)
いて
寂
(
さび
)
しく
歩數
(
あゆみ
)
を
積
(
つ
)
んで
行
(
ゆ
)
く
彼
(
かれ
)
は、
玻璃器
(
はりき
)
の
水
(
みづ
)
を
日
(
ひ
)
に
翳
(
かざ
)
して
發見
(
はつけん
)
した一
點
(
てん
)
の
塵芥
(
ごみ
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
溷濁(こんだく)の例文をもっと
(21作品)
見る
“溷濁”の意味
《名詞》
溷 濁(こんだく)
混濁の別表記。
(出典:Wiktionary)
溷
漢検1級
部首:⽔
13画
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
“溷”で始まる語句
溷
溷鼠
溷沌
溷泥
溷際
溷鼠染
検索の候補
晦渋溷濁
澆季溷濁
“溷濁”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
高村光太郎
蘭郁二郎
モーリス・ルヴェル
中島敦
長塚節
徳田秋声
梶井基次郎
北村透谷
久生十蘭