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『兆民居士安くにかある』
ふりがな文庫
『
兆民居士安くにかある
(
ちょうみんこじいずくにかある
)
』
多くの仏学者中に於てルーソー、ボルテールの深刻なる思想を咀嚼し、之を我が邦人に伝へたるもの兆民居士を以て最とす。「民約篇」の飜訳は彼の手に因りて完成せられ、而して仏国の狂暴にして欝怏たる精神も亦た、彼に因りて明治の思想の巨籠中に投げられたり …
著者
北村透谷
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「評論 十三號」女學雜誌社、1893(明治26)年9月23日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
安
(
いづ
)
宜
(
むべ
)
徒
(
いたづ
)
擲
(
な
)
竊
(
ひそ
)
紛擾
(
ふんぜう
)
咀嚼
(
そしやく
)
怯懦
(
けふだ
)
所謂
(
いはゆる
)
抑
(
そもそ
)
豈
(
あ
)
因
(
よ
)
欝怏
(
うつあう
)
溷濁
(
こんだく
)
遠羨
(
ゑんせん
)
鑑
(
かんが
)