“対流渦”の読み方と例文
読み方割合
たいりゅうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうした上昇流は決して一様に起こることは不可能で、類似の場合の実験の結果から推すと、蜂窩状ほうかじょうあるいはむしろ腸詰め状対流渦たいりゅうかの境界線に沿うて起こると考えられる。
とんびと油揚 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
また一方で前記の放射状対流渦たいりゅうかの立派に現われる場合は、いずれも求心的流動の場合であるから、放電陰像の場合もあるいは求心的な物質の流れがあるのではないかと想像させる。
自然界の縞模様 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
濃度差による対流渦たいりゅうかの結果であることは疑いもないことであろう。
自然界の縞模様 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)