トップ
>
『とんびと油揚』
ふりがな文庫
『
とんびと油揚
(
とんびとあぶらげ
)
』
とんびに油揚をさらわれるということが実際にあるかどうか確証を知らないが、しかしこの鳥が高空から地上のねずみの死骸などを発見してまっしぐらに飛びおりるというのは事実らしい。 とんびの滑翔する高さは通例どのくらいであるか知らないが、目測した視角 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 動物学 > 鳥類
初出
「工業大学蔵前新聞」1934(昭和9)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
禿鷹
(
ヴァルチュア
)
口腔
(
こうこう
)
嗅覚
(
きゅうかく
)
死骸
(
しがい
)
水槽
(
すいそう
)
油揚
(
あぶらげ
)
滑翔
(
かっしょう
)
禿鷹
(
はげたか
)
鶚
(
みさご
)