“巻揚”のいろいろな読み方と例文
旧字:卷揚
読み方割合
まきあ50.0%
まきあぐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋月は富彌の顔を見ながら、水飴を箸のさきへ段々と巻揚まきあげるのを膝へ手を置いて御舎弟紋之丞殿が見詰めて居りましたが、口の処へ持って来るから。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼女は、白い巻揚まきあげカーテンを下ろした窓に、背を向けて坐っていた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
袖襟そでえりへ雪を吹入れて全身みうちこゞえいきもつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪をうづ巻揚まきあぐる、是を雪国にて雪吹といふ。
袖襟そでえりへ雪を吹入れて全身みうちこゞえいきもつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪をうづ巻揚まきあぐる、是を雪国にて雪吹といふ。