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まきあぐ
語句 | 割合 |
巻揚 | 50.0% |
卷上 | 25.0% |
捲上 | 25.0% |
袖襟へ雪を吹入れて
全身凍て
息もつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪を
渦に
巻揚る、是を雪国にて雪吹といふ。
きり/\と
卷上れば御城代堀田相摸守殿
平伏致され少し
頭を上て恐れ乍ら今般
如何なる事ゆゑ
御上坂町奉行へ
御屆もなく
理不盡に
御紋付の御幕を
卷上れば
二疊臺に
雲間縁の
疊の上に天一坊
威儀を
正して
着座なし大膳が名前を披露に及べば天一坊は
言葉少なに
孰も神妙と
計り大樣の
一聲に皆々
低頭平身誰一人
面を上て顏を