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卷上
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まきあぐ
ふりがな文庫
“
卷上
(
まきあぐ
)” の例文
新字:
巻上
きり/\と
卷上
(
まきあぐ
)
れば御城代堀田相摸守殿
平伏
(
へいふく
)
致
(
いた
)
され少し
頭
(
かしら
)
を上て恐れ乍ら今般
如何
(
いかゞ
)
なる事ゆゑ
御上坂
(
ごじやうはん
)
町奉行へ
御屆
(
おんとゞけ
)
もなく
理不盡
(
りふじん
)
に
御紋付
(
ごもんつき
)
の御幕を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卷上
(
まきあぐ
)
れば
二疊臺
(
にでふだい
)
に
雲間縁
(
うんけんべり
)
の
疊
(
たゝみ
)
の上に天一坊
威儀
(
ゐぎ
)
を
正
(
たゞ
)
して
着座
(
ちやくざ
)
なし大膳が名前を披露に及べば天一坊は
言葉
(
ことば
)
少
(
すく
)
なに
孰
(
いづれ
)
も神妙と
計
(
ばか
)
り大樣の
一聲
(
ひとこゑ
)
に皆々
低頭
(
ていとう
)
平身誰一人
面
(
おもて
)
を上て顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卷
部首:⼙
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“卷”で始まる語句
卷
卷煙草
卷莨
卷込
卷添
卷物
卷紙
卷々
卷帛
卷鬚