“御紋付”の読み方と例文
読み方割合
ごもんつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
願ひ候といふに常樂院は兩人の言葉ことばを聞て打笑乍うちゑみながら申けるは成程仔細しさいしらねばおどろくも無理ならずされども御表札ごへうさつ御紋付ごもんつきの幕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
爾うかソリャ幸いだが、紋所は。「紋所は御紋付ごもんつきだから誰にでも着られる羽織だがドウだ。「ソリャい、爾う云う売物があるならかくも見たいものだ。 ...
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
きり/\と卷上まきあぐれば御城代堀田相摸守殿平伏へいふくいたされ少しかしらを上て恐れ乍ら今般如何いかゞなる事ゆゑ御上坂ごじやうはん町奉行へ御屆おんとゞけもなく理不盡りふじん御紋付ごもんつきの御幕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)