“巻揚機”の読み方と例文
読み方割合
ウインチ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし巻揚機ウインチの滑車の鈎について上つて来たのは弾薬箱ではなくて、二十一インチの素晴しく大きな魚雷で、その上に中原なかはらまたがつてゐた。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
どこか遠くの鉱山で、巻揚機ウインチの綱でも切れたんでしょう。しかし、どこかよっぽど遠くですなあ。
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「さうだ、後部の巻揚機ウインチで上甲板まで上げて、ちやんと準備をしてから、水ん中へ振り落してやれば、あとは水雷がひとりでに仕事をする。」
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)