“情痴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうち86.7%
じやうち13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女史は、女理学士認定の蔭に所長となにか忌(いま)わしい関係を結んだものらしくその情痴(じょうち)の果に絞殺事件が発生したと伝えられる。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
東京新聞のY先生(なぜなら彼は僕の碁(ご)の師匠だから)が現れての話でも、世間ではもっぱら情痴(じょうち)作家と云(い)ってますが、御感想いかが、と言う。
余はベンメイす (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
が、かうして平次は思ひも寄らぬ事件——武家の内輪の、暴虐(ばうぎやく)と純情と、無智と情痴(じやうち)の世界に、不本意の足を踏み込むことになつたのでした。
池の端に軒を連ねた出逢茶屋(であひぢやや)は戯作(ぎさく)、川柳にその繁昌を傳へる江戸人の情痴(じやうち)の舞臺ですが、池のほとりを少し西へ取つて茅町(かやちやう)一丁目、二丁目へかけては一流の大町人、大藩の留守居など