“もれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貰43.6%
洩25.6%
漏20.5%
脆5.1%
泄2.6%
漏洩2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いえ私(わし)は無理に金を貰(もれ)えに来た訳じゃねえから金はいらねえが、他(ほか)のお客には出ねえ若草だから、伊之助さんがの児(こ)と定(きま)ってるが
されば竹に囀(さへづ)る舌切雀(したきりすゞめ)、月に住む兎(うさぎ)の手柄(てがら)、何(いづ)れか咄(はなし)に洩(もれ)ざらむ、力をも入れずして顋(おとがひ)のかけがねを外(はづ)させ、高き華魁(おいらん)の顔をやはらぐるも是(これ)なり。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
或日優善は宴会を催して、前年に自分が供をした今戸橋の湊屋(みなとや)の抱(かかえ)芸者を始(はじめ)とし、山谷堀で顔を識(し)った芸者を漏(もれ)なく招いた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
奪取(うばひとり)江戸へ名乘出んとは思しが師匠(ししやう)感應院(かんおうゐん)の口より泄(もれ)んも計りがたければ師匠は我十三歳の時に毒殺(どくさつ)したり尚も幼顏(をさながほ)を亡(なく)さん爲に九州へ下り熊本にて年月を經り大望を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
尋るに本多長門守領分(りやうぶん)遠州榛原(はいばら)郡水呑村千五百石の村名主(むらなぬし)九郎右衞門が實の弟に九郎兵衞と云者有(あり)平生(へいぜい)より心(こゝろ)正(たゞ)しからず其が菩提(ぼだい)所に眞言宗(しんごんしう)大石山不動院と云寺有(あり)此住寺も又大の道樂(だうらく)者にて同氣相求るの諺(ことわざ)に泄(もれ)ず九郎兵衞と平生(つね)に親しくなしけるが九郎兵衞は豫て袋井宿(ふくろゐじゆく)三笠屋(みかさや)甚(じん)右衞門が抱(かゝ)へ遊女お芳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
現に知名の士で、ストーブの瓦斯漏洩(もれ)から、死んだ人も一二ある。だが、私には毛沼博士の死が、どことなく不合理な点があるような気がするのだった。
血液型殺人事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)