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轅棒
ふりがな文庫
“轅棒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぢぼう
62.5%
かじぼう
18.8%
かじ
6.3%
かぢ
6.3%
ながえぼう
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぢぼう
(逆引き)
何が楽しみに
轅棒
(
かぢぼう
)
をにぎつて、何が望みに
牛馬
(
うしうま
)
の真似をする、
銭
(
ぜに
)
を貰へたら嬉しいか、酒が呑まれたら愉快なか、考へれば何もかも
悉皆
(
しつかい
)
厭やで
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
轅棒(かぢぼう)の例文をもっと
(10作品)
見る
かじぼう
(逆引き)
跡は両側の子供が又
続々
(
ぞろぞろ
)
と動き出し、
四辺
(
あたり
)
が大黒帽に
飛白
(
かすり
)
の
衣服
(
きもの
)
で
紛々
(
ごたごた
)
となる中で、私一人は
佇立
(
たちどま
)
ったまま、茫然として
轅棒
(
かじぼう
)
の先で子供の波を押分けて行くように見える車の影を見送っていた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
轅棒(かじぼう)の例文をもっと
(3作品)
見る
かじ
(逆引き)
轅棒
(
かじ
)
で、あの
大
(
おおき
)
い
巻斑
(
まきふ
)
のある
角
(
つの
)
を分けたのであるから。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
轅棒(かじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かぢ
(逆引き)
轅棒
(
かぢ
)
をトンと
下
(
お
)
ろされても、あの
東京
(
とうきやう
)
の
式台
(
しきだい
)
へ
低
(
ひく
)
い
下駄
(
げた
)
では
出
(
で
)
られない。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
轅棒(かぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ながえぼう
(逆引き)
「由」が
轅棒
(
ながえぼう
)
を上げて走り出すと、いつの間にか皆のうしろに来て居た老犬のくまが、わん、わん、吠えてあとを追った。俥の背にくまの姿が横にひしゃげて、ちんちくりんに写った。
かやの生立
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
轅棒(ながえぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
轅
漢検1級
部首:⾞
17画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“轅”で始まる語句
轅
轅門
轅馬
轅門斬子
轅台
轅越
轅固生
“轅棒”のふりがなが多い著者
平出修
樋口一葉
近松秋江
二葉亭四迷
モーリス・ルヴェル
佐々木邦
泉鏡太郎
泉鏡花
岡本かの子