“ながえぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
轅棒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「由」が轅棒ながえぼうを上げて走り出すと、いつの間にか皆のうしろに来て居た老犬のくまが、わん、わん、吠えてあとを追った。俥の背にくまの姿が横にひしゃげて、ちんちくりんに写った。
かやの生立 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)