“鶴亀”の読み方と例文
旧字:鶴龜
読み方割合
つるかめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴亀つるかめ、鶴亀。……壇ノ浦とは、地形がちがう。鎌倉の海では、さはさせん。たとえ敵が来るとも、さはさせん」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尾張・三河の方面では三月のひなの節供の日に、やはり米の団子をもってたい鶴亀つるかめ七福神しちふくじんまでも製作した。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「どうです。こう天気続きでは、米が出来ますでしょうなあ」「さようさ。又米が安過ぎて不景気と云うような事になるでしょう」「そいつあかないませんぜ。鶴亀つるかめ鶴亀」
百物語 (新字新仮名) / 森鴎外(著)