“一則”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっそく50.0%
いつそく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くなられた洪川和尚こうせんおしょうなどは、もと儒教をやられて、中年からの修業でございましたが、僧になってから三年の間と云うものまるで一則いっそくも通らなかったです。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
くなられた洪川和尚こうせんをしやうなどは、もと儒教じゆけうをやられて、中年ちゆうねんからの修業しゆげふ御座ございましたが、そうになつてから三ねんあひだふものまる一則いつそくとほらなかつたです。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)