トップ
>
ひとつか
ふりがな文庫
“ひとつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一掴
43.6%
一束
23.1%
一攫
12.8%
一握
12.8%
一捉
2.6%
一撮
2.6%
一蚊
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一掴
(逆引き)
遊行上人はこういって、
座右
(
ざう
)
の箱に入れてあった名号の小札を
一掴
(
ひとつか
)
み
無造作
(
むぞうさ
)
に取っておしいただくと、
肩衣袴
(
かたぎぬばかま
)
を附けた世話人が
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ひとつか(一掴)の例文をもっと
(17作品)
見る
一束
(逆引き)
鳥類の捕獲には一端に石或は角の小片を
結
(
むす
)
び
付
(
つ
)
けたる
紐
(
ひも
)
の、長さ二三尺位のもの數本を作り之を他の端に於て
一束
(
ひとつか
)
ねに
括
(
くく
)
りたるものを用ゐし事も有りしならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
ひとつか(一束)の例文をもっと
(9作品)
見る
一攫
(逆引き)
今かの森の中にて、
黄金
(
こがね
)
……黄金色なる鳥を見しかば。一矢に射止めんとしたりしに、
豈
(
あに
)
計らんや
他
(
かれ
)
は
大
(
おおい
)
なる
鷲
(
わし
)
にて、われを見るより
一攫
(
ひとつか
)
みに、攫みかからんと走り来ぬ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ひとつか(一攫)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
一握
(逆引き)
その上へたっぷり
一握
(
ひとつか
)
みある濃い褐色のお下げが重げに垂れている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひとつか(一握)の例文をもっと
(5作品)
見る
一捉
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
麥藁
(
むぎわら
)
を
一捉
(
ひとつか
)
み
軒端
(
のきば
)
へ
投
(
な
)
げて、
刈
(
か
)
つた
青草
(
あをぐさ
)
をそれへ
打
(
ぶ
)
つ
掛
(
か
)
けて、
燐寸
(
マツチ
)
の
火
(
ひ
)
を
點
(
つ
)
けてさうして
抑
(
おさ
)
へつけた。ぷす/\と
燻
(
いぶ
)
る
煙
(
けぶり
)
が
蚊
(
か
)
を
遠
(
とほ
)
く
散亂
(
さんらん
)
せしめる。ぽつと
焔
(
ほのほ
)
が
立
(
た
)
つて
燃
(
も
)
えあがれば
水
(
みづ
)
を
打
(
う
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ひとつか(一捉)の例文をもっと
(1作品)
見る
一撮
(逆引き)
焼香の時、重子が
香
(
こう
)
をつまんで
香炉
(
こうろ
)
の
裏
(
うち
)
へ
燻
(
くべ
)
るのを間違えて、灰を
一撮
(
ひとつか
)
み取って、
抹香
(
まっこう
)
の中へ打ち込んだ折には、おかしくなって吹き出したくらいである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひとつか(一撮)の例文をもっと
(1作品)
見る
一蚊
(逆引き)
敢
(
あへ
)
て恋しとにはあらねど、苦しげに
羸
(
やつ
)
れたる宮が
面影
(
おもかげ
)
の幻は、
頭
(
かしら
)
を
回
(
めぐ
)
れる
一蚊
(
ひとつか
)
の声の去らざらんやうに襲ひ来て、彼が切なる哀訴も従ひて
憶出
(
おもひい
)
でらるれば、なほ往きかねて
那辺
(
そこら
)
に忍ばずやと
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひとつか(一蚊)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ひとつかみ
いっかく
いちあく
ひとにぎ
ひとにぎり
ひとつまみ
ひとつま
いっそく
いつそく
ひとたば