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青草
ふりがな文庫
“青草”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あをくさ
33.3%
あおくさ
25.0%
あおぐさ
16.7%
あをぐさ
8.3%
せいそう
8.3%
ワカクサ
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あをくさ
(逆引き)
「どれ、あの
遠
(
とほ
)
くのがゝ、
分
(
わか
)
るもんか
何處
(
どこ
)
だか」
勘次
(
かんじ
)
は
燃
(
も
)
えた
處
(
ところ
)
だけがつくりと
減
(
へ
)
つた
蚊燻
(
かいぶ
)
しの
青草
(
あをくさ
)
に
目
(
め
)
を
注
(
そゝ
)
ぎながら
氣乘
(
きのり
)
のしない
樣
(
やう
)
にいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
青草(あをくさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あおくさ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は、
青草
(
あおくさ
)
の
上
(
うえ
)
へ
腰
(
こし
)
をおろそうとしたが、そばに
小
(
ちい
)
さな
茶店
(
ちゃみせ
)
があるのに
気
(
き
)
づいたので、さっそく
入
(
はい
)
って
腰掛
(
こしか
)
けへ
休
(
やす
)
みました。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
青草(あおくさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あおぐさ
(逆引き)
一面に
青草
(
あおぐさ
)
で、これに松の
翠
(
みどり
)
がかさなって、
唯今頃
(
ただいまごろ
)
は
菫
(
すみれ
)
、夏は
常夏
(
とこなつ
)
、秋は
萩
(
はぎ
)
、
真個
(
まこと
)
に
幽翠
(
ゆうすい
)
な
処
(
ところ
)
、
些
(
ち
)
と行らしって
御覧
(
ごろう
)
じろ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
青草(あおぐさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あをぐさ
(逆引き)
貧乏
(
びんばう
)
な
百姓
(
ひやくしやう
)
は
落葉
(
おちば
)
でも
青草
(
あをぐさ
)
でも、
他人
(
ひと
)
の
熊手
(
くまで
)
や
鎌
(
かま
)
を
入
(
い
)
れ
去
(
さ
)
つた
後
(
あと
)
に
求
(
もと
)
める。さうして
瘠
(
や
)
せて
行
(
ゆ
)
く
土
(
つち
)
を
更
(
さら
)
に
骨
(
ほね
)
まで
噛
(
か
)
むやうなことをして
居
(
ゐ
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
青草(あをぐさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せいそう
(逆引き)
家具着類は不自由ながらも僅に用を便ずるのみ。臥して
青草
(
せいそう
)
を握り、且つ星を眺むるなり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
青草(せいそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ワカクサ
(逆引き)
第三句
流布本
(
るふぼん
)
「
青草
(
ワカクサ
)
」であったのを古義で「春草」としたが、古鈔本中(温・京)に「春」とあるし、契沖既に注意している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
青草(ワカクサ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“青草”の意味
《名詞》
青くしげった草。また、そのような色。
(出典:Wiktionary)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
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青草蛇
青草地
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青草地
青草蛇
青人草
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