トップ
>
あおぐさ
ふりがな文庫
“あおぐさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青草
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青草
(逆引き)
一面に
青草
(
あおぐさ
)
で、これに松の
翠
(
みどり
)
がかさなって、
唯今頃
(
ただいまごろ
)
は
菫
(
すみれ
)
、夏は
常夏
(
とこなつ
)
、秋は
萩
(
はぎ
)
、
真個
(
まこと
)
に
幽翠
(
ゆうすい
)
な
処
(
ところ
)
、
些
(
ち
)
と行らしって
御覧
(
ごろう
)
じろ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
六十年前
Louis
(
ルイ
)
-Philippe
(
フィリップ
)
王政時代の巴里の市民が狭苦しい都会の城壁を越えて郊外の森陰を散歩し
青草
(
あおぐさ
)
の上で食事をする
態
(
さま
)
をば滑稽なる誇張の筆致を
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
巴里の人たちは今でも日曜日には家族を引連れて郊外の
青草
(
あおぐさ
)
の上で葡萄酒を飲む。しかしわれわれの新しき時代は絵のような美しい伝統を破棄するの急務に追われているばかりである。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あおぐさ(青草)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
あおくさ
あをくさ
あをぐさ
せいそう
ワカクサ