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一握
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ひとつか
ふりがな文庫
“
一握
(
ひとつか
)” の例文
一握
(
ひとつか
)
みの塩を悦んで受けてこれだけあれば何年とかは大丈夫といった話が、『
覊旅漫録
(
きりょまんろく
)
』かに見えておりました。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その上へたっぷり
一握
(
ひとつか
)
みある濃い褐色のお下げが重げに垂れている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
おかみさんは袋の口をあけて、
一握
(
ひとつか
)
みの米を
握
(
つか
)
み出した。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ニギリゴメ 昔は穀物を食い延ばす方法として、毎日炊事に際して
一握
(
ひとつか
)
みずつの飯米を別にのけておく風習があったという(山口県
阿武
(
あぶ
)
郡)。鹿児島県ではこれを
猪口米
(
ちょこまい
)
ともいっている。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ツケダケのタケは焚くという語との関係も考えられるが、なお私たちは竹細工の
屑
(
くず
)
のことだろうと解している。それを乾かして貯えて置いて、直接に
燠
(
おき
)
の火にその
一握
(
ひとつか
)
みを押当てて吹いたのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“一握”の意味
《名詞》
片手の掌で握ること。また、その程度のわずかな量。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
握
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥