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羸
ふりがな文庫
“羸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
33.3%
つか
33.3%
やつ
11.1%
や
11.1%
やつれ
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
そして心の中にも体の中にも、これに邪魔をしそうな或る物が動き出さないのを見て、最終の勝利を
羸
(
か
)
ち得たように思った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
羸(か)の例文をもっと
(3作品)
見る
つか
(逆引き)
「夜深うして
方
(
まさ
)
に独り
臥
(
ふ
)
したり、
誰
(
た
)
が
為
(
た
)
めにか
塵
(
ちり
)
の
牀
(
とこ
)
を払はん」「形
羸
(
つか
)
れて
朝餐
(
てうさん
)
の減ずるを覚ゆ、睡り少うして
偏
(
ひと
)
へに
夜漏
(
やろう
)
の長きを知る」
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
羸(つか)の例文をもっと
(3作品)
見る
やつ
(逆引き)
蒼
(
あを
)
く
羸
(
やつ
)
れたる直道が顔は
可忌
(
いまはし
)
くも白き色に変じ、声は
甲高
(
かんだか
)
に細りて、
膝
(
ひざ
)
に置ける
手頭
(
てさき
)
は
連
(
しき
)
りに震ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
羸(やつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
や
(逆引き)
『摩訶僧祇律』七に雪山水中の竜が仙人の行儀よく座禅するを愛し七
巾
(
まき
)
巻きて自分の額で仙人の
項
(
うなじ
)
を覆い、食事のほか日常かくするので仙人休み得ず身体
萎
(
くたびれ
)
羸
(
や
)
せて瘡疥を生ず
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
羸(や)の例文をもっと
(1作品)
見る
やつれ
(逆引き)
久
(
ひさし
)
う
御目
(
おんめ
)
もじ致さず
候中
(
さふらふうち
)
に、別の人のやうに
総
(
すべ
)
て
御変
(
おんかは
)
り
被成
(
なされ
)
候も、
私
(
わたくし
)
には
何
(
なに
)
とやら悲く、又
殊
(
こと
)
に御顔の
羸
(
やつれ
)
、御血色の悪さも
一方
(
ひとかた
)
ならず
被為居候
(
ゐらせられさふらふ
)
は、
如何
(
いか
)
なる
御疾
(
おんわづらひ
)
に候や
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
羸(やつれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
羸
漢検1級
部首:⽺
19画
“羸”を含む語句
羸弱
羸痩
羸馬
心相羸劣
羸弱懶惰
羸死
羸疲
羸者
羸驂
羸鶴
老羸
虚羸
貧羸
面羸
“羸”のふりがなが多い著者
ホーマー
尾崎紅葉
南方熊楠
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
幸田露伴
長谷川時雨
森鴎外
泉鏡花