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おもゆ
ふりがな文庫
“おもゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
オモユ
語句
割合
重湯
71.4%
米湯
9.5%
粥汁
9.5%
粥湯
4.8%
重粥
4.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重湯
(逆引き)
枕元の金盥には
重湯
(
おもゆ
)
とソップを水にひやしてあったが水は何度取り替えてもじきなまぬる湯の様になる。信光は母のすすめる重湯を嫌って
梟啼く
(新字新仮名)
/
杉田久女
(著)
おもゆ(重湯)の例文をもっと
(15作品)
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米湯
(逆引き)
米湯
(
おもゆ
)
なども少しずつは取ることになったせいか、六月になってからは時々頭を上げて見ることもできるようになった。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
おもゆ(米湯)の例文をもっと
(2作品)
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粥汁
(逆引き)
乳がないので、毎日粥を作って
粥汁
(
おもゆ
)
をのませる。歯が生え出すと、鯉鮒の
肉
(
み
)
をむしって、かけかかった歯に噛んでくくめる。「這えば立て、立てば歩めと親ごころ、吾身につもる老を忘れて」
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
おもゆ(粥汁)の例文をもっと
(2作品)
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粥湯
(逆引き)
「鶴子さま。お起きになってはいけませぬ。そのまま。そのままで。……幹子さま、
粥湯
(
おもゆ
)
は
匙
(
さじ
)
でお
唇
(
くち
)
へいれておあげなさい」
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……
粥湯
(
おもゆ
)
を召しあがりませんか。お姉さま。谷将軍の奥さまが、粥湯を煮てここへお持ちくださいましたが」
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おもゆ(粥湯)の例文をもっと
(1作品)
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重粥
(逆引き)
重粥
(
おもゆ
)
をすすり、久し振りに、藁の上で一睡した耀蔵は、だいぶ元気になって待ちかねていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おもゆ(重粥)の例文をもっと
(1作品)
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