“粥汁”の読み方と例文
読み方割合
おもゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに一月三ヶ日間は、祝として黍餅を雑煮として喰したりしに、三日の夜大に胃痛にてくるしめり。依て四日間は粥汁おもゆのみを喰して復常するを得たり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
乳がないので、毎日粥を作って粥汁おもゆをのませる。歯が生え出すと、鯉鮒のをむしって、かけかかった歯に噛んでくくめる。「這えば立て、立てば歩めと親ごころ、吾身につもる老を忘れて」
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)