トップ
>
粥鍋
ふりがな文庫
“粥鍋”の読み方と例文
読み方
割合
かゆなべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かゆなべ
(逆引き)
岡浪之進は、卜傳流の早速の働き、
圍爐裡
(
ゐろり
)
に掛けてあつた、
粥鍋
(
かゆなべ
)
の蓋を取つて、續け樣に飛んで來る、平次の投錢を受けたのです。
銭形平次捕物控:277 和蘭の銀貨
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
つい先刻、亡者どもがあばき合っていた
粥鍋
(
かゆなべ
)
の
窯
(
かまど
)
には、まだ鬼火のようなトロトロ火が残っていた。智深はその
薪
(
まき
)
の火を持って、
庫裡
(
くり
)
に火を放った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お婆さんは、
粥鍋
(
かゆなべ
)
の方へ行こうとする三毛の足を引っ張りながら、ぶつぶつとこぼした。
蜜柑
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
粥鍋(かゆなべ)の例文をもっと
(6作品)
見る
粥
漢検準1級
部首:⽶
12画
鍋
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
“粥”で始まる語句
粥
粥杖
粥釣
粥腹
粥汁
粥湯
粥河圖書
粥占
粥喰
粥川
“粥鍋”のふりがなが多い著者
佐左木俊郎
吉川英治
野村胡堂