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かゆなべ
ふりがな文庫
“かゆなべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粥鍋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粥鍋
(逆引き)
岡浪之進は、卜伝流のさっそくの働き、
囲炉裡
(
いろり
)
に掛けてあった、
粥鍋
(
かゆなべ
)
の蓋を取って、続け様に飛んで来る、平次の投げ銭を受けたのです。
銭形平次捕物控:277 和蘭の銀貨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
また、源五兵衛は、携えて来た食物を、裏の流れで洗ったり、
炉
(
ろ
)
へ、
粥鍋
(
かゆなべ
)
を掛けたりしている。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただ学寮附近に、山小屋にひとしい幾棟かが建っていて、香煙のにおいもするので、天野源右衛門をして内を
窺
(
うかが
)
わせてみたが、四、五の山僧が炉の
粥鍋
(
かゆなべ
)
をかこんでいるだけで
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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