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摺違
ふりがな文庫
“摺違”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すれちが
93.8%
すれちご
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すれちが
(逆引き)
と
背後
(
うしろ
)
から、
跫音
(
あしおと
)
を立てず
静
(
しずか
)
に来て、早や一方は窪地の蘆の、
片路
(
かたみち
)
の山の根を
摺違
(
すれちが
)
い、慎ましやかに前へ通る、すり
切
(
きれ
)
草履に
踵
(
かかと
)
の霜。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
○
縁日
(
えんにち
)
の夜、
摺違
(
すれちが
)
ひに若き女のお尻を
抓
(
つね
)
つたりなんぞしてからかふ者あり。これからかふにして何もその女を姦せんと欲するがために非ず。
猥褻独問答
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
摺違(すれちが)の例文をもっと
(15作品)
見る
すれちご
(逆引き)
しかる処、
前途
(
ゆくて
)
の段をば、ぼくぼくと
靴穿
(
くつばき
)
で
上
(
あが
)
って来た駅夫どのが一人あります。それが、この方へ向って、その和尚と
摺違
(
すれちご
)
うた時じゃが、の。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
摺違(すれちご)の例文をもっと
(1作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“摺”で始まる語句
摺
摺鉢
摺寄
摺物
摺足
摺剥
摺付
摺硝子
摺抜
摺餌
“摺違”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
中里介山
内田魯庵
泉鏡花
三遊亭円朝
永井荷風
泉鏡太郎
岡本綺堂