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摺剥
ふりがな文庫
“摺剥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すりむ
83.3%
すりむき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりむ
(逆引き)
何にも無い、畳の
摺剥
(
)
けたのがじめじめと、蒸れ湿ったその
斑
(
)
が、陰と明るみに、黄色に鼠に、雑多の
虫螻
(
)
の
湧
(
)
いて出た形に見える。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
床
(
)
に穴が
開
(
)
いていて、気をつけないと、縁の下へ落ちる
拍子
(
)
に、
向脛
(
)
を
摺剥
(
)
くだけが、普通の往来より悪いぐらいのものである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
摺剥(すりむ)の例文をもっと
(10作品)
見る
すりむき
(逆引き)
ひどい
摺剥
(
)
があつて、横井源太郎は死際に何か特別の状態にあつたこと、——例へば
手籠
(
)
めか何かに逢つて居たことを物語るやうでもあります。
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二少女を小脇に掻込んだ健一、
摺剥
(
)
や瘤を
拵
(
)
えるのも構わず、盲滅法に
隧道
(
)
の入口に引返しました。
水中の宮殿
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
摺剥(すりむき)の例文をもっと
(2作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
剥
部首:⼑
10画
“摺”で始まる語句
摺
摺鉢
摺寄
摺違
摺物
摺足
摺付
摺硝子
摺抜
摺餌
検索の候補
摺剥
“摺剥”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡花
夏目漱石
野村胡堂
芥川竜之介