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すりむ
ふりがな文庫
“すりむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
擦剥
56.5%
摺剥
43.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擦剥
(逆引き)
銀杏髷
(
いちょうまげ
)
がグシャグシャになって、横頬を無残に
擦剥
(
すりむ
)
いていたが、ジッと唇を噛んで、眼を閉じて、横を向いていた。
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こうなると人間に眼のあったのは全く余り有り難くありませんね、
盲目
(
めくら
)
の方がよほど
重宝
(
ちょうほう
)
です、アッハハハハ。わたくしも大分小さな樹の枝で
擦剥
(
すりむ
)
き
疵
(
きず
)
をこしらえましたよ。アッハハハハ。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
すりむ(擦剥)の例文をもっと
(13作品)
見る
摺剥
(逆引き)
仕方が無いから直吉を指ヶ谷町の親分のところへやり、直ぐ來てもらつて、私も手傳つて死骸をおろしましたが、その時こんな
摺剥
(
すりむ
)
きを拵へてしまひました。
銭形平次捕物控:284 白梅の精
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大勢
(
おほぜい
)
寄
(
よ
)
つて
集
(
たか
)
つて
己
(
おれ
)
を三つも四つも
打
(
ぶ
)
ち
倒
(
のめ
)
しアがつて、
揚句
(
あげく
)
のはてに
突飛
(
つきと
)
ばされたが、悪いところに石があつたので、
膝
(
ひざ
)
を
摺剥
(
すりむ
)
いて血が
大層
(
たいそう
)
出るからのう……。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すりむ(摺剥)の例文をもっと
(10作品)
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