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手掴
ふりがな文庫
“手掴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てづか
76.9%
てづかみ
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てづか
(逆引き)
処
(
ところ
)
で、
一刻
(
いつこく
)
も
疾
(
はや
)
く
仕上
(
しあ
)
げにしやうと
思
(
おも
)
ふから、
飯
(
めし
)
も
手掴
(
てづか
)
みで、
水
(
みづ
)
で
嚥下
(
のみおろ
)
す
勢
(
いきほひ
)
、
目
(
め
)
を
据
(
す
)
えて
働
(
はたら
)
くので、
日
(
ひ
)
も
時間
(
じかん
)
も、
殆
(
ほと
)
んど
昼夜
(
ちうや
)
の
見境
(
みさかひ
)
はない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大いに怒って修験者それ自身が狂気のごとく用意の防霰弾を
手掴
(
てづか
)
みに取って
虚空
(
こくう
)
に打ち付け投げ付けて霰と戦うです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
手掴(てづか)の例文をもっと
(10作品)
見る
てづかみ
(逆引き)
夜中に月が
明
(
あかる
)
い時、寺の門を叩いたこともあったそうだし、人の
庖厨
(
くりや
)
へ忍び込んで、
鍋
(
なべ
)
の
大
(
おおき
)
いのと
飯櫃
(
めしびつ
)
を大屋根へ持って、あがって、
手掴
(
てづかみ
)
で食べたこともあったそうだし
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
生豆腐
(
なまどうふ
)
の
手掴
(
てづかみ
)
に比べては、
勿体
(
もったい
)
ない御料理と思った。それにくれるのが
優
(
やさ
)
しげなお婆さん。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手掴(てづかみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
掴
漢検準1級
部首:⼿
11画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
片手掴
“手掴”のふりがなが多い著者
田中英光
橘外男
中島敦
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
久生十蘭
与謝野晶子
萩原朔太郎