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見境
ふりがな文庫
“見境”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みさかい
60.7%
みさかひ
25.0%
みさか
10.7%
みさけえ
3.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みさかい
(逆引き)
根が悪徒ではござりませぬ、取締りのない、ただぼうと、
一夜酒
(
ひとよざけ
)
が沸いたような
奴
(
やっこ
)
殿じゃ。
薄
(
すすき
)
も、
蘆
(
あし
)
も、
女郎花
(
おみなえし
)
も、
見境
(
みさかい
)
はござりませぬ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見境(みさかい)の例文をもっと
(17作品)
見る
みさかひ
(逆引き)
処
(
ところ
)
で、
一刻
(
いつこく
)
も
疾
(
はや
)
く
仕上
(
しあ
)
げにしやうと
思
(
おも
)
ふから、
飯
(
めし
)
も
手掴
(
てづか
)
みで、
水
(
みづ
)
で
嚥下
(
のみおろ
)
す
勢
(
いきほひ
)
、
目
(
め
)
を
据
(
す
)
えて
働
(
はたら
)
くので、
日
(
ひ
)
も
時間
(
じかん
)
も、
殆
(
ほと
)
んど
昼夜
(
ちうや
)
の
見境
(
みさかひ
)
はない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見境(みさかひ)の例文をもっと
(7作品)
見る
みさか
(逆引き)
女だの、小供だの、車引きだの、馬子だのと、そんな
見境
(
みさか
)
いのあるうちは、まだ逆上を以て人に誇るに足らん。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見境(みさか)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
みさけえ
(逆引き)
どうも江戸っ子は江戸っ子同志でなくっちゃ、話しが合わねえものだから。何ですかい、やっぱりあの御嬢さんが、御愛想に出てきますかい。どうもさっぱし、
見境
(
みさけえ
)
のねえ女だから困っちまわあ
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見境(みさけえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見境”のふりがなが多い著者
橘外男
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花
佐々木邦
夢野久作
海野十三
久生十蘭
江戸川乱歩
野村胡堂