“苧綱”の読み方と例文
読み方割合
かがす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この間はわずか十七、八町ばかりなので、太い苧綱かがすを三本つなぎ、三百尋ほどにして碇をおろしてみたが、底が深くて届かない。船は碇をひきずったまま流れて行く。
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)