“とる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トル
語句割合
61.5%
15.4%
15.4%
収穫7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとをわすれ末をとる接木つぎきの梅
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
芝居にはかりに戸板をあつめかこひたる入り口あり、こゝにまもものありて一人まへ何程とあたひとる、これ屋根普請やねふしん勧化くわんけなり。
じだらくに居れば涼しきゆふべかな。宗次そうじ。猿みの撰の時、宗次今一句の入集を願ひて数句吟じ侍れどとるべき句なし。一夕いつせき、翁のかたはらに侍りけるに、いざくつろぎ給へ、我もふしなんとのたまふ。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
このゆゑに山村さんそん農夫のうふもとめて熊をとる事なしといへり。
百樹曰、小千谷をぢやちなみにいふ、小千谷の岩居がんきよが家に旅宿せし時(天保七年八月)或日あるひふでとるうみ、山水の秋景しうけいばやとてひとりたちいで、小千谷の前に流るゝ川に臨岡のぞむをかにのぼり、用意したるしよをかく。
そうだ、お珠。……百姓達はまだ、あの田から、まだこの秋にならなければ、ほんとの米を収穫とることは出来ないのだ。祭りをしても、それは随分苦しい中の才覚だろう。多年疲れきっている懐中ふところへ、少しでも、ついえをかけては済まん。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)