“とれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トレ
語句割合
60.0%
収穫20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだりたもとがびり/\とさけてちぎれてとれたはづみをくつて、踏占ふみしめたあしがちやうど雨上あまあがりだつたから、たまりはしない、いしうへすべつて、ずる/\とかはちた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
恐らく殿様も、おいかりはなされまい。——心配せんでいい。この秋には、新田から少なくも一万石の米が収穫とれるだろう。年ごとにもっと収穫とれてゆくぞ。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)
牧之ぼくしつねにおもへらく、寒気の頃とれたるはらゝご男魚をな白䱊しらことをまじへ、さける川の沙石しやせきつゝみ、かめやうのものにうつし入れ、鮏なきくにの海につうずる山川の清流せいりう